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住宅医スクール2022 3回目

住宅医スクールは週末の土曜日にオンライン開講ですが、仕事の諸事情で思うように時間を作れず途中参加や退席しています。リフォーム現場や都合上必要なアポで対応を優先しないといけません。後日にアーカイブ復習もできるので、大変助かります。

3回目の講義はこちらです。

「温熱環境の改善と対策①」~温熱計算をマスターし、温熱性能を向上させる~

「温熱環境の改善と対策②」~結露計算をマスターし、防露設計を身に着ける~

やはり計算系の講義は後日に復習が大切ですね。普段は新住協のQPEXを利用していますが、この手の講義を受講すると、理解度不足を時々実感します。関連してスキルアップ講座も開講するので、こちらも後日アーカイブ受講します。

皆さんは温熱環境を向上する目的は何か?を意識していますか。これはUa値、Q値の数値を良くするのでなく、「快適性を作り出し健康的に暮らす」と私は考えています。省エネも結果的に達成しますが、どちらかといえばメインでないです。そのためには、今まで生活してきた住宅感でプラン検討をしてはもったいないこともあります。温熱環境を向上すれば、北側に絶景があればそちらに大きな窓を設けて、日々の生活に季節の変化を取り込むこともできます。

「快適性を作り出し健康的に暮らす」という言葉ですが、お客様の案件ごとでケースバイケース。プラン打合せが長くなるのは、その辺りの落としどころを想定して提案しつつ、手探り状態もあります。個人的には美術のデッサン、塑像制作に近い感覚です。時には今まで積み重ねた案を大胆にリセットすることでより良い結果を生むこともあります。難しいところです。

ちなみに住宅医協会と講義のリンク先です。

一般社団法人 住宅医協会(公式) (sapj.or.jp)

住宅医スクール2022 カリキュラム | 住宅医スクールとは | 住宅医協会(公式) (sapj.or.jp)