住宅医スクール2022 2回目
前回1回目を受けて通年で受講しようと思いました。
仕事をしながら思うのは勉強する機会が圧倒的に少ないことです。
自発的に見つけて時間を確保、試行錯誤、時々先輩工務店の皆様にも相談しないと身に付きません。
年間10万ですが良い機会につながると思います。
第2回目は「木材の劣化と対策」と「防蟻対策の実務」です。
木材腐朽菌に対しては水分管理対策、乾材害虫に対してはシロアリほど強度低下がみられないがポイントのようです。乾材害虫の対策としては現在、予防・駆除・診断の開発中で難しいところです。
防蟻対策の講義を受講して、完全な対策ができないと感じました。土中から僅かな隙間から侵入されるため、予防策を講ずるのがベター。一つの工法で防蟻対策というより、複数の工法で防蟻対策がよりよいと思います。一つの工法では、そこを突破された場合を懸念されます。
安全性に対する考え方も参考になりました。
消費者の考え方が
・ 農薬は危険で全て発癌性がある
・無農薬は安全であるという神話が健在である。
専門家の考え方
・ 安全性の試験結果が客観的基準
・ 農薬は過剰な安全性評価で成り立っている
危険度=毒性の強さ×曝露量に左右されるので、間違ってないけど正解でもない。
考え方の違いですが、コロナ過でよく聞くエビデンス、根拠、出典ベースが前提ありきでないと次のステップに進めません。
絶対、例外ないなど偏るのでなく、どちら側の事実を集めながら判断しないといけないかと思います。
ちなみに住宅医協会と講義のリンク先です。
住宅医スクール2022 カリキュラム | 住宅医スクールとは | 住宅医協会(公式) (sapj.or.jp)