小さなエアコンで全室冷房
2020.08.20住宅のお話
暑い日が続いております。
人により体感温度は違いますが、猛暑を快適に過ごすために、室内温度設定を28℃を目安とします。
外気温が28℃以上になったときに窓を閉めてエアコンをいれます。
夜間は窓の換気で冷気を入れ、朝になったら逆に窓を閉めて外の熱風を入れないようにすることで
より快適になります。
(日中は窓を開けることで、外の暑い外気が室内に入ってしまいます)
一度暑くなった室内を冷やすのに、より多くのエネルギーを必要としてしまいます。
室内で人が感じている温度は、肌の接する空気温度、一番近い壁などの仕上げ材の表面温度の
平均値がその温度になります。
高断熱住宅では仕上げ材の温度と室温がほぼ同じなので、極端にエアコンの温度を下げなくとも、
弱運転で十分快適です。
小さなエアコンで家じゅうを開放的に広く使うことができます。
日々の生活で我慢や苦痛からは解放されたいものです。
実際には各家庭のライフスタイル、体感温度などには個人差がありますので、
自分にあった「快適と省エネ」のバランスを日々模索中です。