ちょっと見直しています
2018.03.11住宅のお話
小野住建は、今まで高気密高断熱の
「暖房費を節約した暖かい住宅」に力を入れてまいりました。
昨年からは、「耐震性に優れた安心できる住宅」を意識して構造塾に参加して、一から勉強をしています。
断熱性能、耐震性能は大事です。
最近、性能ばかり考えるようになって立ち止まっています。
住宅は「毎日を快適に」です。
これも大事です。
高齢者世帯や障害のある方、全ての人が安心して暮らせる住環境作りです。
住宅を熱心に勉強している方は
ユニバーサルデザインという言葉を耳にしているかもしれません。
アメリカの建築家が雑誌に発表した概念です。
体格や年齢、能力など様々な条件に適応し、機能的であるデザインです。
障害者や高齢者といった特定の対象者を特別扱いしたりするのではなく、
はじめからバリアが生じる事なく、差別感を感じさせない環境作りを
作り手が目指さなければなりません。
例えばトイレの手すり一つでも、
小さなお子さんや、妊婦さんにとっても安心して使えます。
住宅は展示場ではありません。
ご自身が高齢になってからも生活が続きます。
住宅は「毎日を快適に」です。