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平川市・S邸 リフォームでこだわりのキッチンとパントリーを実現

青森県平川市が住みやすいと親戚や友人から聞いて、Sさん家族は福岡県から移住してきました。築24年ほどの2階建て中古住宅を購入し、1階のLDKと水回りを増築リフォームしました。
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※北海道住宅新聞社編集部が取材し、同社監修の住宅会社選びサイト:いえズーム(iezoom)に掲載した記事を転載しています。

福岡県から青森県平川市に移住してきたSさん家族は、中古住宅を購入して増築リフォームを行いました。青森県出身の奥さまが、親戚や友人から平川が住みやすいと聞き、市内で物件探しをスタート。相談したのが、平川市の工務店・小野住建でした。

実は奥さまと、小野住建の小野裕之さんの奥さまが高校時代の友人という間柄。この家も小野さんに見てもらい、リフォームをする前提で購入を決断しました。

築年数を経た住宅でも、事前にプロが確認した上でリフォームによってこれだけ快適に、心地よくよみがえることをSさん家族のリフォームを例に紹介します。

パントリーとキッチンの一部を増築し、LDKを広く

今回リフォームしたのは、1階のLDKと水回り部分です。この家は築24年ほどの2階建てで、この先は住みながらリフォームすることにしました。ちょうど、国から先進的窓リノベ2025年事業と、子育てエコホーム支援事業の補助金が利用できる時期で、「タイミングもよかった」と小野さんは振り返ります。

以前はキッチンが壁で仕切られ、ダイニングに接して和室がある間取り。もっと空間を広く使いたいと、キッチンの位置を変えることにしました。

奥さまは広く使い勝手のいいパントリーを希望していたため、キッチンの一部とパントリーは増築することにしました。

パントリーの備え付けの棚やカウンターは全て奥さまがサイズを指定し、大工さんに造ってもらいました。

カウンター下の引き出し類は、もともと福岡で使っていたなじみのある家具。この引き出しに合わせて余分な隙間が出ないよう造ったことで、見た目も美しく仕上がっています。

キッチンには生活感を出さず、シンプルにしたかったという奥さま。散らかっても目につかないよう、冷蔵庫やレンジといった家電はパントリー内に配置しました。

キッチンはミラタップです。シンクと天板の継ぎ目のない一体型にこだわりました。吊戸棚も付けず、ワゴンを置くのみにとどめたシンプルなキッチンです。奥さまはやがてパントリーの扉に、布小物を季節に応じてかけ替え、インテリアを楽しみたいと考えています。

既存の柱や梁を一部現しにした、ゆったりLDK

After

Before

もともとキッチンとダイニングがあった場所は、リビングに変更しました。床は無垢のオーク材に。娘さん2人が走り回れるほどの広さが確保できました。

天井をなるべく高くしたいとの要望から天井を上げて、既存の柱や梁の一部は現しにすることにしました。増築部分や補強で加えた柱や梁も見せるプランとなっています。

洗面室兼脱衣室と、その奥にある浴室もリフォームしました。

洗面台は造りつけで、少し高めの90㎝に設定しました。愛犬の足を洗ったり、娘さんたちの汚れた衣類を手洗いしたりしやすい高さなのだそうです。

トイレもリフォームしています。壁紙の一部は北欧風の花柄にしてアクセントをつけました。

冬が厳しいからこそ、家を快適に暖かく

Sさん夫婦は、もともと福岡で中古住宅を購入し、15年ほど住んでいましたが、ご主人が体調を崩したことを機に、福岡から青森への移住を決めました。冬は環境がまったく違いますが、高性能グラスウール16K105㎜使用し、断熱気密を高めたリフォームを施しました。

住み心地はいかがでしょうか。

ご主人 とにかく暖かいです。住んで1年ちょっと経ちますが、エアコンを朝つけておけば、消してもずっと暖かいままです。雪が降るとテンションが上がるので、九州人こそ来るといいんじゃないかと思います(笑)。

奥さま 私は寒いところが嫌いで福岡に行ったのですが、青森に帰ってきました(笑)。2階はまだすごく寒いけれど、リフォームした1階は暖かいです。冬は引きこもりがちなので、だからこそ家を快適にしたいという気持ちがありました。

2人の娘さんも、周りにりんご畑が広がるこの場所に越してきて、畑の様子を観察したり、虫やカエルを捕まえたりと、のびのびと遊んでいます。
「ゆくゆくは、今回リフォームしなかった部分の和室や玄関、2階、外壁、庭の舗装なども、小野さんにフルリフォームをお願いしたい」とSさん夫婦は話します。新しい地で、家族の時間がこれからもっと心地よくなっていきそうです。

写真撮影:有限会社スタジオクルー