私は尾上で生まれ、地元の師匠の元で大工を学びました。一時期出稼ぎで千葉でハウスメーカーの住宅施工や設計に関わった時期を除けば、その後は尾上で結婚し、小野住建を立ち上げ、200棟を超える新築住宅と、住宅リフォームを社員大工や協力業者の皆さんと長年やってきました。

現在は、若手の社員大工も加わり、平川市に限らず、弘前市、黒石市、青森市、五所川原市など、近隣エリアでも、自由設計の注文住宅づくり、住宅リフォームなどを行っています。

もちろん、住宅完成後もアフターメンテナンス、修繕などでお客様とのお付き合いは続き、現在でもお客様の多くは、小野住建が家づくりで関わらせていただいた方のご紹介です。

断熱気密については住宅技術研鑽を行う全国組織の「新住協」、住宅デザインは出稼ぎ先ので学べたこともあるので、青森圏外のノウハウも大いに生かされています。

私が大工出身なので、施工品質、性能、造作などにこだわった家づくりが小野住建の特長だと思います。

家のプランニングに関しては、和風も、モダン系も、どんなデザインでもお客様の要望に応じてプランするスタイルです。お客様の好みを大事に、でもデザインだけでなく、性能がしっかりしている、住み心地のいい家にしたいと思っています。なるべく丈夫で修繕の負担がすくない家をと心掛けてきました。 工務店は、代々受け継いでいかないと、お客様の家のアフターメンテナンスなど、末長いお付き合いができなくなってしまいます。幸い、小野住建は一級建築士の息子が、今社内で設計、施工管理などで会社を支えています。

これからは、息子の設計、施工力、知識を活かして新しい時代の住宅提案を進めていきます。

ここから先の話は、息子である小野裕之に交代します。