高断熱高気密住宅専門の小野住建

日々のこと

北海道の高断熱高気密技術を基本にした住まいづくりをしています

建築材料の断熱性能③

2018 / 05 / 30  05:00
DSCF9414.jpg

前回の続きですが、熱抵抗値です。

熱抵抗値は、材料の厚さに比例して変わります。

熱抵抗値、厚さ、熱伝導率の関係を式で表すと、これです。

R=d/λ 

熱抵抗値=厚さ/熱伝導率 です。

簡単なイメージにすると、

厚ければ厚い程、熱抵抗値が高くなります。

薄い1ミリ木材と厚み1センチの木材の片面に手をあてて、それぞれの裏面に火を近づけると、どちらが早く熱くなりますか?

厚さがある材料ほど、熱を通しにくいということです。

 

ここに熱伝導率も考慮すると、

木材を金属に置き換えれば、簡単にイメージできると思います。

金属の方が、早く熱くなりますよね。

木材より金属の方が熱伝導率が高い。

同じ厚みならば、熱伝導率が高い材料ほど、熱抵抗値が高くなるということです。

 

住宅において断熱計画をする場合、断熱材のコストと熱抵抗値を考えなければなりません。

例えば、

高価格ですが、材料の熱伝導率が低い材料があります。

問題が、予算上、価格が高い故に厚みを確保できないことがあります。

そのまま住宅を計画した場合、熱抵抗値が低いことにつながります。

材料そのものの熱を通しやすさ(熱伝導率)のみ、考えてはいけません。

材料の厚み(熱抵抗値)とコストを考える必要があります。

 

今日の写真は、グラスウール断熱材です。

メーカーによって色が違います。

色によって性能が変わることはありませんが、

住宅・リフォーム計画中の方は、

カタログなどで熱抵抗値を確認しましょう! 

 

 

新緑の季節

2018 / 05 / 27  19:48
iYdjQ.jpeg

 

こんにちは!

新人スタッフです。

暖かく過ごしやすい季節になりました。

日本海側にある深浦町へ観光です。

津軽国定公園『十二湖』を散策。

 

Ye5jI.jpeg

 

mN5qx.jpeg

 

58zyc.jpeg

 

4zZGE.jpeg

 

 

青池の深く澄んだ青い色、

新緑のブナ林の

心地よい木漏れ日や静けさ、

本当に癒されました。

 

小野住建のお仕事に参加して、まだまだ新人ですが、

インテリアの新しいインスピレーションが沸く旅でした。

自然の素材、アースカラー…

癒しの空間を日常生活に

取り入れてみると、

毎日を楽しく過ごせそうな気がします!

 

 

 

建築材料の断熱性能②

2018 / 05 / 26  05:00
P1020962.jpg

前回の続きです。

住宅でよく使用される建築材料の熱伝導率をみてましょう!

まずは、熱を良く伝える材料からです。

名称、熱伝導率(W/mk)の順です。

アルミニウム合金 200

鋼材 53

ステンレス 15

昔の窓はアルミサッシですよね。冬場は結露してませんか?

室内で温度差が激しい場合や湿度に注意して使用する材料でもあります。

素手で触ると、冷たく感じる材料です。

 

次は熱を伝えやすい材料です。

コンクリート 1.6

ガラス 1.0

土壁 0.69

こちらの材料も、同様に温度差と湿度に要注意です。

 

次は熱を伝えにくい材料です。

石膏ボード 0.22

木材(ナラ、ブナなど) 0.19

木材(杉、ヒノキなど) 0.12

畳 0.11

この辺りになると、素手で触ると温かさを感じる材料です。

 

最後に、熱を通しにくく断熱材と呼ばれる材料です。

繊維系断熱材 0.032〜0.052

発泡系断熱材 0.020〜0.040

他の材料に比べて、圧倒的に熱伝導率が低いです。

 

細かい数値を取り上げましたが、わかりにくい。

こういう風に捉えてみたらどうでしょうか??

断熱材より、金属は100倍以上、コンクリートは30〜40倍、木材は3〜4倍、熱を伝えやすい。

 

さて、住宅計画をする場合に注意すべき点が、

この熱を伝えやすい材料の扱い方です。

金属やコンクリートを使用する場合、断熱計画は必要不可欠です。

住み手側の要望や生活によっては、寒さや結露につながることもあります。

次回は熱抵抗値について取り上げます。

 

写真は3年前ぐらいの鳥海山登山です。

 

 

建築材料の断熱性能①

2018 / 05 / 25  05:00
DSCN1229.jpg

住宅を構成する建築材料は、いろいろあります。

その中で熱を通しにくい材料を「断熱材」と、一般的に呼ばれています。

断熱材という言葉から、熱を通さない材料というイメージを持つ方もいます。

それは誤解で、あくまで「熱を通しにくい」ということです。

「熱を少しだけ通す」と、言い換えられます。

 

熱の通しやすさを表す数値として、「熱伝導率 λ:(W/mk) 」 ※λはラムダと言います

熱の通しにくさを表す数値として、「熱抵抗値 R:( ㎡k/W)」

初めて聞いた方、相談先の工務店やハウスメーカーで聞いた方もいるかと思います。

 

もっと詳しく説明すると、

熱伝導率:材料の両面に1℃の温度差がある場合に厚さ1mの中を、面積1㎡あたり、1秒間に伝わる熱量

熱抵抗値 : 材料の両面に1℃の温度差がある場合に厚さ1mの中を、面積1㎡あたり、1秒間に伝わる熱量の逆数

…すごくわかりにくいですね。

なんのこっちゃって感じです。

 

住宅計画中の方は、こんなに複雑に考えないように!

シンプルでいいんです!

熱伝導率:熱の伝わりやすさを表す値。数値が大きい程、熱が伝わりやすい。

熱抵抗値:熱の伝わりにくさを表す値。数値が大きい程、熱が伝わりにくい。

これだけで大丈夫です。

熱伝導率と熱抵抗値という言葉、日々の生活で全く聞きませんが、

住宅やリフォームの計画を考えている方は、ちょっと覚えておきましょう。

次回のブログで、住宅に使用される代表的な建築材料を詳しく取り上げます。

今日はここまでです。

 

写真はリフォーム現場からです。

断熱材の厚みチェック中です。

 

 

定期メンテナンス

2018 / 05 / 24  11:29
DSCF9580.jpg

晴天が続いています。

雪おろしで大変だった冬のことなんて忘れ…。

でも、屋根のチェックを怠ってませんか?

写真は雪止めが取れた屋根です。

錆びてますね。

DSCF9581.jpg

こちらの写真は、雪下ろしの際にスコップで傷つけて、そのまま放置したため錆びています。

今回は屋根塗装工事のみで済みました。

大事に至りませんが、そのまま放置し続ければ、さまざまな工事が発生します。

屋根の葺き替え工事、足場設置工事…。

雨漏れが発生すれば、更に木工事、内装工事が重なり、工事費用も相応になります。

 

今回の事例は、定期メンテナンスで結果的に住宅修繕費のコストダウンになります。

小野住建は地域密着型の小さな工務店です。

新築、リフォーム、メンテナンスなども対応しています。

5年間は屋根チェックをしていない方、

10年ぐらい屋根塗装や壁の修繕してないという方、

ご連絡お待ちしています。

住宅にメンテナンスは必要不可欠なことです。

周りに相談できる工務店がいない方は、一度ご連絡してみてはいかがですか?

 

ちなみに、当社は適正価格で仕事をしています。

相見積もりなどに対応していません。

予算を掛けれない場合は、その中で出来る範囲で

必要な施工と期間をかけて工事をしています。

工事は職人たちの手作業によるものです。

技術に理解があり、認めてくださる方をお待ちします。

どうぞ宜しくお願いします。

1 2 3