高断熱高気密住宅専門の小野住建

日々のこと

北海道の高断熱高気密技術を基本にした住まいづくりをしています

浴室と脱衣所の環境

2018 / 03 / 03  15:22
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寒くて憂うつな、青森の冬もそろそろ終わりに近づいてきました。

日増しに暖かくなり、春が待ち遠しいです。

皆様、体調はいかがでしょうか?

先日、あるお客様の相談から、浴室・脱衣所について考えてみました。

(写真はお客様の浴室です。築30年程になります。)

まずは、

最近よく耳にする『ヒートショック』についてです。

①暖かい居間から、寒~い廊下・トイレ・脱衣所に移動し、

(その間、寒さで血圧が上昇↑)

②温かい湯船につかる

(温まる事で一気に血圧が下降↓)

③脱衣所で着替える

(再び血圧が上昇↑)

この血圧の変動により、血管に大きな負担がかかり、

心筋梗塞・脳梗塞・脳出血を発症するリスクが高まります。

また、入浴中はのぼせや失神・不整脈などを起こしやすく、

その事が急死の原因につながっています。

65歳以上の高齢者に多いとされていますが、年齢に限らず

働き盛り世代で生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病など)のあるも方も

要注意です!

 

では、どのような対策をすればよいのか…

①脱衣所、浴室は暖房で暖かくする。

暖房がない場合は、湯船の蓋を開ける、浴室にシャワーをかけて温める。

湯船の温度設定は41度以内にする。

②入浴時間は冷え込む早朝や夜中は避けて、家族に一声かける。

高齢の方では、気を失っていないか、5分おきに様子を見に行く。

万が一、気を失っていた場合は、水を吸い込まないように湯船の栓を抜く。

無理に浴槽から体を引き上げようとすると大変危険です。

③運動直後、雪かきの後などは入浴を控える。

寒さ+運動でダブルで血圧上昇↑します。高血圧症の方はトリプルで上昇↑(;´Д`)

④飲酒後の入浴は控える。

飲酒により血管が広がる+入浴でダブル血圧下降↓します。

日頃の対策も大変重要ですが、

”①の温度環境を整える”

なかなか難しいものです…。

まだまだ寒いので、私も脱衣所に暖房器具を準備しようかと検討中です。

 

『でも、やっぱり安心して あずましく湯さ入りたいなぁ~』という方へ。

最近のユニットバスは、壁・天井・床・浴槽に断熱材を貼って、

 暖かくなっています。

さらに、

脱衣所に断熱リフォームも同時に施せば、居間→脱衣所→浴室の温度差が軽減されます。

あずましい湯の時間を希望する方は、ご検討してください。